こんにちは!「ワトルズの教え」の伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。
最近、村松大輔さんの新刊、『現象が一変する「量子力学的」パラレルワールド』を購入し読んでいます。
村松さんというと、量子力学を通して、「引き寄せの法則」やその他のスピリチュアル的な事象を解析されていることで有名なんです。
私は今年の3月に福岡で開催された、村松さんの2DAYSセミナーを受講したのですが、とても分かりやすくて、楽しい講義でした。
量子力学というと、「量子もつれ」や「量子コンピューター」と言われているような、近年かなりホットな学問なんですよね。
量子力学を扱う分野は、原子や分子よりさらに小さくなる素粒子の世界なのですが、これがとても難解なんですね。
例えば、素粒子は粒の性質がありながら波の性質があるとか、あるところで観測されても、見ようとするとなくなってしまうというような不思議な性質があったりします。
そんな不思議で難解な量子の世界を村松さんは、その著書で分かりやすく解説しているんです。
では、なぜそれが、「引き寄せの法則」と関係するかと言うと、実は思考や感情も素粒子だと村松さんは言うんですね。
素粒子のなかでも、思考や感情は光子(フォトン)と呼ばれるものだそうで、当然それも波の特徴も持ち合わせているんだそうです。
波というと、携帯やWi-Fiの電波があると思いますが、周波数を合わせるとその電波を受けることができますよね。
それと同じように、思考や感情も波の性質があるので、同じ周波数のものは引き合うのだそうです。
例えば、イライラしているとイライラと同じ周波数のものを引き寄せ、ネガティブな気分になるとネガティブなものを引き寄せるんですね。
確かに、「今日はツイてないなぁ」と思うとその日1日ツイてないことばかりが起こることはありませんか?
それは、自分の感情が、同じツイてないという波長の事象を引き寄せているんだと思うんですね。
◆「ワトルズの教え」と量子力学
ウォレス・ワトルズは、その著書の中で、宇宙のすみずみにまで広がる思考する物質に、なりたい自分や欲しいもののイメージを投影すれば、それは現実に手に入ると言っています。
思考する物質というのが、私は読んだ当初、理解が出来ずに苦しみました。
ですので、そのことへの理解は無視して、そんなものがあるんだとあまり考えずに受け入れて、ワトルズの著書を読んでいたんですね。
でも、今思うとこの思考する物質こそ、素粒子のことを言っているのかもしれません。
そう思うとイメージしたことと同じ波長のものが、引き寄せあうという説明がつきますね。
100年以上も前に、ウォレス・ワトルズは、どうしてそのことに気付いたんでしょうか。
ワトルズは、著書の中で、この引き寄せる現象について、自らで実証したと言っていますから、様々な考えをめぐらし、予想を立てて、実践し実証したんだと思います。
◆感情と「引き寄せの法則」
「引き寄せの法則」が、同じ周波数のものどうしが引き合うということならば、私は、「引き寄せの法則」を有効に働かせるには、思考より感情の方が大事だと思います。
時々「頭では分かっているんだけど、どうしても気持ちがついていけない」ということがありませんか?
理屈でなく、感情が上回っている状態ですね。
例えば、やらなければならないと分かっているけど、気が引けてやる気が起きないというような時です。
こういう時ってやっぱりうまくいきませんよね。
気が引けるという感情がうまくいかない現象を引っ張ってくるんです。
そう考えると感情の方が思考より優位に働く気がします。
「お金持ちになりたい」と思っていても、心では、お金持ちになることにネガティブな感情をもっているとお金持ちにはなれないということです。
だから、「引き寄せの法則」には、どんな感情でいるかが大切なんですね。