こんにちは!「ワトルズの教え」の伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。
今回は、お金のマインドセットについて、書きたいと思います。
そもそも、マインドセットとは、何かということですが、マインドセットとは物の見方、固定的な考え方を意味します。
ですから、お金のマインドセットとはお金に対する見方・考え方ということです。
どうでしょう?皆さんはお金に対し、どういう考え方をお持ちですか?
私の母は生前ですが、お金はあまりたくさん持たない方がいいと言っていましたね。「お金がたくさんあるとろくなことがない。」みたいな。
幼いながら、そんなことを聞いては、「お金はあればあるほどいいじゃん。」と思っていました。
実はお金にはこんなネガティブなイメージを持つ方も少なくないように感じます。
ウォレス・ワトルズもその著書の中で、貧困を清貧だと考えるのは間違いだと述べています。
なぜならば、現在の貨幣経済においては、お金を持つことが物質的にも精神的にも恵まれる要素になるからです。
例えば、肉体的なことを言うと、飢えていれば幸福とは言えませんよね。そもそも食べなければ生きていけませんし、生命活動を維持できません。
病気になったり、けがをすれば病院にかからなければなりませんし、衛生上好ましくない環境は改善しなければなりません。
また知的能力を伸ばすには、学校に行ったり、本を読んだりしなければなりません。
心を満たすには、美しいものや感動する体験が必要です。
それらすべての活動にはお金が必要です。
私たちの幸福のためにはお金が少なからず必要になるということです。
お金があると大体のことはできますし、手にも入りますからね。
私が20年間年収300万円未満だったのが、6年前から年収1000万円に変わったことは、「はじめに」で書いた通りなのですが、年収が上がって何が一番嬉しかったかというと、それは自分以外の誰かに何かをしてあげられるということでした。
お金がないときは自分のことで精一杯で、まわりの人に何かをしてあげるということができませんでした。
それが、お金に余裕が出てくると自分だけでなく、まわりの人にも良くすることができるようになりました。
具体的に言うとちょっとしたプレゼントができたり、食事に誘ってあげられたり、旅行に招待したりができるようになりました。
そして、気づいたのが、お金は自分に使うより、誰か自分以外の人の為に使う方が満足度が高いということでした。
ウォレス・ワトルズも愛のもっとも自然で自発的な表現のしかたは、「与えること」だと言っています。
また、お金のマインドセットをポジティブにする方法として、口ぐせを変えるという方法をおすすめします。
私がフリーランスになる直近まで勤めていた会社の社長ですが、この方はいつも「私はお金が大好きです。」と言っていました。
最初にこれを聞いた時は、ギャグで言っているのかと思っていたのですが、どうもそうではないようで、社長は大真面目にこの言葉を繰り返し口にしていました。
私は正直びっくりしました。こんなことを口にしていいのかと。
どちらかというと、当時は私も「お金のことを口にすることは、はしたない」というマインドが刷り込まれていたのかもしれません。
それから私は、毎日「お金が大好き」という言葉を発しました。
するとまわりからも、「お金大好き金井戸さん」という風に印象を持たれるようになってきたのですが、それと時を同じくしてお金がどんどん入ってくるようになりました。
当然その頃には、お金に対してネガティブな考え方はありませんでした。
この「お金が大好き」「お金があることは素晴らしい」といった口ぐせは、お金を否定的に捉えるマインドの人には、最初は抵抗があるかもしれません。
でもずっと口にしていると、抵抗がなくなり、いつしかお金を肯定的に捉えるマインドが生まれます。
さて、今回はお金のマインドセットについて語らせて頂きました。
もし、お金に否定的な考えがある人は、紙にお金があることのメリット、デメリットを書いてみて下さい。きっとメリットの方が多くなるはずです。
そして、記事にあげたように、お金に対するポジティブな口ぐせを心がけ、ウォレス・ワトルズの書籍を毎日繰り返し読んでみて下さい。
きっとお金に対するマインドが変化し、お金が引き寄ってくる体質になるはずです!
このブログを読んでいるすべての人がお金に恵まれますように。