ワトルズの教え~双極性障害の私が2年半で年収1000万円になった話とこれからの話

双極性障害があり、困窮していた私が100年以上も前に書かれた書籍を読み込み、実践することで経済的にも豊かになり、幸せになった話をときには楽しく、ときには大真面目に書いていきます。

ワトルズの教え的読書 〜 『運気を磨く』 田坂広志さん著

ワトラー(ワトルズの教えを実践する人)をはじめ、当ブログへお立ち寄り下さった皆さん、こんにちは!

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、私が独断と偏見で、ワトルズ的だと思う書籍を紹介するシリーズ、「ワトルズの教え的読書」の第5弾となります。

 

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今回ご紹介するのは、『運気を磨く』(田坂広志さん著 光文社新書)です。

 

成功者が意外と口にする運という言葉

昔、億の資産を持つ方のお話を聞く機会があったのですが、その方が思い通りの人生を送るには、「運」と「縁」が大切だと言われました。

 

「縁」は分かります。なぜなら人とのつながりからチャンスがあるからです。

 

でも億を稼ぐ人が「運」と言われたのが意外でした。なぜなら、「運」というと非科学的でふぁっとしたものだからです。

 

「高い目標意識や行動力が大事だ」等と言われると思っていた私は、少し拍子抜けしたのを覚えています。

 

でも、今はそれが意外だとは思いません。

 

私の身近にいる成功者と呼ばれる人達は、異口同音に同じようなことを口にするからです。

 

そのせいか、私も運や運気というものに関心を持つようになりました。

 

ワトルズの書籍の中では、運という言葉やそれに関係する記述は出てきませんが、何か見えないものに導かれていくという点では共通しているものがあると思います。

 

工学的研究に携わる人が運を分析した本

『運気を磨く』の著者の田坂広志さんは、科学的教育を受け、工学博士の肩書を持つ根っからの理系で工学畑の方です。

 

この書籍は、そんな田坂さんが日常で感じる運や運気に関する事象を科学的に分析したもので、とても納得のいく内容でした。

 

しかも量子力学の最新の仮説を紹介した箇所があり、その記述がワトルズの教えと全く同じことを述べていたことから、早く紹介したくて、いてもたってもいられなくなり、今回紹介することになりました。

 

著者の田坂さんは、工学博士らしく、運や運気のことを論理的に分析し、分かりやすい表現で解説しているので「運」や「引き寄せの法則」などに関心のある方は読まれることをオススメします。

 

ポジティブ思考と運

『運気を磨く』では、運にまつわる事象を多角的に分析し、内容も多岐に渡るため、このブログで全てをお伝えできませんが、どういう科学的アプローチがなされているか、一部例をあげて紹介したいと思います。

 

皆さんはよく、ポジティブになると運気が上がって、逆にネガティブになると運気が下がると言われたことはありませんか?

 

経験上、その意見に納得される方は多いと思いますが、なぜそうなるかを説明できる人は少ないと思います。

 

その分析をこの本では、こう説明しています。

 

 第三の理由は、実は、これが最も重要な理由であるが、人間同士のコミュニケーションの八割は、「ノンバーバルコミュニケーション」(非言語的)だからである。

 

 すなわち、コミュニケーションには、「言葉で伝わるメッセージ」(バーバル・メッセージ)以外に、眼差しや目つき、表情や面構え、仕草や身振り、空気や雰囲気といった「言語以外で伝わるメッセージ」(ノンバーバル・メッセージ)があり、実は、後者は、コミュニケーションの八割を占めているのである。

 

 そのため、もし、ある人が、心の中に不安や恐怖、不満や怒り、嫌悪や憎悪といった「ネガティブな想念」を抱いている場合、表面的な言葉のメッセージでは、相手や周りにその想念を伝えていないつもりでも、言葉以外のメッセージで、その想念を相手や周りに伝えてしまうことは、しばしば起こる。

 

 そうしたことが起こると、「ポジティブな想念」を持った人は、自然に、その人から離れていくことになり、直接、離れていかなくても、心が離れていくことになる。

 さらに、逆に、この人の周りには、「ネガティブな想念」を持った人が近づいてくるため、様々な問題やトラブルを引き寄せることになる。(42ページから43ページ)

 

どうでしょう。なかなか納得のいく分析ではないでしょうか。

 

このように著者の田坂さんは、運気の他に「虫の知らせ」や「デジャヴ」など科学ではまだ立証されていないけれども、私達が日常感じる不思議だと思う出来事も分析されています。

 

「ゼロポイント・フィールド仮説」

そんな、書籍の中で、私が驚いた記述がありました。

 

実は、これまでワトルズの教えをたくさん解説してきましたが、自分の中で消化しきれていない部分がありました。

 

それは、「地球のあらゆるものは、形は違えど、同じ物質で出来ている」という記述、それから、「私達は大いなる心に包まれており、それには過去、現在、未来の膨大な記憶が刻まれている」と述べられている箇所です。

 

ワトルズの教えを実践し、成果を生んでいたので、その教えの信憑性には疑念を持っていませんでしたが、先の記述の部分は、科学的な証明ができるものではなかったので、ピンと感じることが出来ず、ただ素直に信じて受け入れるという自己消化をしていました。

 

ただ、そんな理解の仕方だと、人様にお伝えするのに失礼だとも思うこともあり、なんだかモヤモヤすることもありましたが、『運気を磨く』の中で、田坂さんは、最新の量子物理学の仮説を紹介しており、それがそのモヤモヤを吹き飛ばす要因になりました。

 

その仮説とは「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」と呼ばれるものです。

 

「ゼロ・ポイント・フィールド」とは、宇宙の全ての場所に偏在するエネルギー場のことで、この場に、宇宙の過去、現在、未来にの全ての情報が記録されているという仮説なのだそうです。

 

そして、量子物理学においては、「量子真空」という極微小な世界の中に、膨大なエネルギーが存在するという考えがあるそうで、この「量子真空」が、ある時、ふとした「ゆらぎ」を起こし、その直後に、急激な膨張(インフレーション)を生じ、大爆発(ビッグバン)を経て、この宇宙が誕生したと言われているそうです。

 

これは、現代の最新の宇宙物理学が提唱する「インフレーション宇宙論」と呼ばれるもので、138億年前には、存在していなかった宇宙がどうして誕生したかという「宇宙創生」の理論になります。

 

そして、この莫大なエネルギーを宿している量子真空の中に「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場が存在し、その場に、この宇宙の過去、現在、未来のすべての出来事が、「波動」として「ホログラム的な構造」で記録されているという仮説が、現在、注目されているらしいのです。

 

ここで少し本文からの引用をします。

 

 ここで、この宇宙で起こったすべての出来事が「波動」として記録されていると述べると、あなたは驚かれるかもしれないが、それは、実は、現代の最先端科学の視点から見ると、極めて合理的な仮説である。

 なぜなら、先程の量子物理学が明らかにしているように、我々の目の前にある「物質」というものは、本来、存在しないからである。

 こう述べると、さらに驚かれるかもしれないが、我々が「物質」と思っているものの実態は、すべて、「エネルギー」であり、「波動」に他ならず、それを「質量を持った物質」や「固い物体」と感じるのは、我々の日常感覚がもたらす錯覚に過ぎない。(77ページ)

 

どうでしょう。ワトルズはその書籍の中で、「すべてのものは、形のない同じ物資から出来ている」と述べていますが、その話とよく酷似していませんか?

 

 従って、「この宇宙で起こったすべての出来事」とは、それが、銀河系宇宙の生成であろうが、この地球の誕生であろうが、あなたが地球上に生を享けたことであろうが、いま、この本を読んでいることであろうが、究極、すべては、この宇宙の中で起こった「エネルギー」と「波動」の動きに他ならず、その「波動」のすべての痕跡が、「波動干渉」の形でホログラム的に記録されているという仮説は、ホログラムというものが、ほぼ無限に近い膨大な情報を記録できることを考えるならば、科学的に見ても、一定の合理性を持っていると言える。(78ページ)

 

この「量子真空」には過去、現在、未来の膨大な情報を持つことは可能だと言っているのです。

 

 さて、少し難しい説明になってしまったが、もう一度要点を述べるならば、「量子真空」を前提とした、この「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」とは、次の三つを柱とする仮説である。

 

第一 この宇宙のすべての場所には、「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれるエネルギー場が存在している。

 

第二 そして、この「ゼロ・ポイント・フィールド 」には、我々の生きるこの宇宙の過去、現在、未来のすべての情報が記録されている。

 

第三 従って、我々の心が、この「ゼロ・ポイント・フィールド」に何らかの形で繋がったとき、我々は、過去、現在の出来事はもとより、未来に起こる出来事をも、予感、予見することができる。(88ページ〜89ページ)

 

ワトルズは、「多いなる心」と繋がるという表現を使いますが、まさにこれも「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」でも同じような考えが示されています。

 

さて、今回は、田坂広志さん著、『運気を磨く』を紹介させていただきましたが、私にとっては、今後ワトルズの研究をするのには、欠かせない1冊となりました。

 

ここでは、ワトルズの教えと酷似した理論を紹介しましたが、著作にはタイトル通り、「運」に関する科学的分析がなされています。

 

また、最後に「運気」に関して総括された田坂さんの考えが述べらているのですが、その考えにはとても共感いたしました。

 

読んでみて、とても良い本だったので、妻にも1冊購入してプレゼント致しました。 

 

皆さんにも是非御一読をオススメいたします。

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。運気を磨くとは運気をどう解釈するかということかもしれません。解釈の仕方で運気が光るのか曇るのかが決まります。

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!