ワトルズの教え~双極性障害の私が2年半で年収1000万円になった話とこれからの話

双極性障害があり、困窮していた私が100年以上も前に書かれた書籍を読み込み、実践することで経済的にも豊かになり、幸せになった話をときには楽しく、ときには大真面目に書いていきます。

ワトルズの教え 16 ~ 『高潔な人になる科学』より

ワトラーをはじめ、当ブログへお立ち寄り下さった皆さん、おはようございます!

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、『高潔な人になる科学』からお話しをさせて頂きます。なお、本文中の訳語や引用は、私の愛読書の『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)から抜粋しています。

 

皆さんは、「あれをやっていた方がいいなぁ」と思っていながら、やらなかった時、予見していた悪い結果が、その通りに出たことはありませんか?

 

私は時々あります。

 

「あのお客様には、顔出しした方がいいだろうなぁ」と思いつつ、ついつい忙しさを理由に後回しにしていると、案の定そのお客様からクレームの電話が入り、実際行ってみると、なんということはなく、ただ顔出しをして話を聞いて、気になることを解決しておけば、特にクレームの電話として連絡が入ることはなかったということがあります。

 

もっとシビアな話があります。

 

母が生前中、金銭的な余裕がある時に旅行に連れて行ってあげようと思いつきました。それまで、母とふたりで旅行など行ったことがなかったので、元気なうちにどこかに連れて行ってあげようと思いついたのでした。

 

ただ、私の職場は完全週休二日制ではないため、「次の連休の時にしよう」、「来月の連休の時に行こう」などと先延ばしにしているうちに1年が経ち、そのうち母が入院してしまい、帰らぬ人となってしまいました。

 

あの時、思いついた時にやっておけばよかったと後悔しましたが、後悔先に立たずでした。

 

ワトルズの教え:16.魂の声に従う

これまで、社会や周りの人に対する見方をお話ししてきました。

 

そして、それらを前提にして、次の段階として魂の声に従い身をゆだねることが大切だとワトルズは言っています。

 

 

あなたは、あなたをたえず突き動かし、高みへと駆りたてる何かを自分のなかにもっています。何かとは神聖な〈力の原理〉であり、あなたは疑問を抱かず、その原理に従わなくてはなりません。

 もし、あなたが偉大な人間になるとしたら、偉大さはあなたの内側にある何かの表れです。おそらく誰もこのことを否定しないし、あなた自身も、この何かが非常に偉大なものであることに疑問をもたないでしょう。

 『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)

 

ワトルズ曰く、この〈力の原理〉というのは、心でも、知性でも、理性でもないとのことです。

 

 知性や理性は、私心のない人間が他人に尽くすのを助けます。しかし、利己的な人間に対しては、その人の利己的な目的をかなえようとして働きます。

『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)

 

「魂」を辞書で調べると、「心」の同義語として説明されています。

 

ですが、ワトルズの言っている魂とは、辞書に書かれている魂とは少し違うようですね。

 

心は、感情や情緒で左右され、知性や理性は人間の頭でひねり出されるものです。

 

ワトルズの言う魂とは、〈力の原理〉から生じる衝動です。

 

つまり、自分の思いや考えというフィルターを通さずに出て来る衝動のことです。

 

卑近な例をあげましょう。

 

最近は、あまり聞かなくなりましたが、昔はよく飲み会で一気飲みをやっていました。

 

やる本人もやらせる周りの人達も、それはよくないこと、危険なことだとは認識しているはずです。

 

でも、これまでやってきたことだから、やらないと場の雰囲気をこわすからといって敢行し、悲劇が起きているのを私たちは時々ニュースなどで目にします。

 

人間が考えることは、慣例や目に見えない縛りによって、判断を左右されます。

 

私の経験 ~ 頭で育成を考えていた私

 こんな私でも会社に所属していると、後輩や部下を育成する立場となっていました。

 

その時に私は先輩社員や上司から、「金井戸は、部下を怒れない」と咎められていました。

 

当時の営業は、成果のあがらない部下を詰めて叱責するのが指導法だと言われていましたが、私は怒るのがとても苦手でした。

 

そもそも私は部下の成果に対して怒っていませんでしたし、仮に怒っても成果を出せないのではないかと思っていたのです。

 

叱責されている部下は、その場の苦しさから早く逃げたいと思い、反論することなく全てイエスと答えます。そして、叱責されることを恐れて、本音を言わなくなり、上司に嘘をつくようになります。

 

散々上司から詰められていた先輩が、陰で会社やその人を叱責した上司を批判していたのを何度も見ました。

 

それでも、上司から部下を叱れとせっつかれるため、私は疑問を抱きながらも部下を上司の真似をして詰めていました。

 

何度か若い男の部下を泣かせてこともありました。

 

しかし、いくら𠮟責しても成果を出させることが出来ないばかりか、詰められて退路を断たれた部下は会社を去っていくのでした。

 

そのため、昔の訪問販売会社は、社員の離職率が高く、年中求人誌に社員募集の記事が載っていました。

 

私は、疑問に感じながらも、上司の言う通り部下を叱責していました。

 

私の実践 ~ 魂で育成をした私

現在勤めている会社でちょうど1年半前に人事課が立ち上がりました。

 

人事課と言っても35名ぐらいの社員数の会社なので、一般的な会社の人事課というよりも、営業マンの育成に特化した部署でした。

 

目的は、訪問販売の会社として私の会社でも例外でなかった高い離職率を下げることでした。

 

そのために、それまでやっていた「見て覚えろ」的な育成方法を止め、ひとりの指導者が徹底して育成していくスタイルに変えたのでした。

 

発案は社長で、その指導者として、私に白羽の矢が立ちました。

 

私は営業マンとしてもバリバリ現場で仕事をしているので、外部の人をアドバイザーに迎え、その方の指導の下、人事課を立ち上げたのでした。

 

新しいやり方では、入社したばかりの社員は、1ヵ月程私に付いて仕事を覚えます。

 

新人が独り立ちした後も、私がフォローをし、育成をしていくのです。

 

実は、私の上司で部下や新人を厳しく叱責する人がいて、これまで辞めていった人の中には、この上司と一緒に仕事をするのが嫌だからと言って去って行った人が少なくありませんでした。

 

そこで、私一人が育成をするスタイルとなりました。だから人事部といっても部署に所属するのは私だけです。

 

育成の裁量は私に任されていたので、私はコーチングを導入しようと、「コーチ・エィ」や「NLPコーチング」を勉強しました。

 

コーチングとは、指導者が指導される人に対し質問をして、意見を述べさせることで、解決方法を指導される人自らが見出していく手法です。

 

最初は、質問する内容が分からなかったり、答えを誘導しようとしてしまったり、ある時は、質問攻めにしたせいで、質問ではなく詰問のようになってしまったりとなかなかうまくいきませんでした。

 

そんな試行錯誤をしていく中で、私は成果を出させるには、「仕事は大変だけど面白い」と思ってもらうことが大切だということに気付きました。

 

そこで私は、新人さんとしっかりコミュニケーションと取ることにしました。

 

新人さんは、今後どうなりたいのか、何が働くモチベーションとなるのか、どんなことがその人の大事な価値観なのか、そんなことを会話することで理解するようにしました。

 

すると自ずとその人の育成の方法が見えてくるのです。育成の仕方は人それぞれ違いオーダーメイドしなければならないことに気が付きました。

 

私は、新人さんにでも例外なく敬語を使うのですが、一度やるべきことをやらなかった新人さんに責める気持ちを持たず、淡々と普通の話口調で注意をしました。すると、その新人さんから、「金井戸課長から、注意されてへこみました。」と言われました。

 

詰めたり、怒鳴ったりしなくても、敬意と相手の為を思って指導すれば、自ずと人は理解してこちらの話を呑んでくれるのです。

 

現在は、指導した新人さんがとても活躍しており、離職率もぐんと下がりました。

 

それは、新人さんが頑張ったおかげなのですが、私が育成するにあたって、こうした方がよいのではというインスピレーションを大事にしたことも要因の一つだと思います。

 

自分の魂の声は何と言っているのか、日々その言葉に注意したいものです。

 

今回のまとめ

  1. 魂の声に従う。
  2. インスピレーションを大切にする。
  3. 思いついたら即実行。

今回はここまでです。あなたのコメントをお待ちしています!

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。あなたの魂は何と言っていますか?

 

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!