ワトルズの教え~双極性障害の私が2年半で年収1000万円になった話とこれからの話

双極性障害があり、困窮していた私が100年以上も前に書かれた書籍を読み込み、実践することで経済的にも豊かになり、幸せになった話をときには楽しく、ときには大真面目に書いていきます。

ワトルズの教えから見る才能 ~ ドラマ『コントが始まる』 脚本家 金子茂樹さん 俳優 菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さん

ワトラーのみなさん、こんにちは!金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、ウォレス・ワトルズが著書の中で語っている、神が自らの才能を表現するために、人に見出した才能を、私、金井戸が、「ワトルズの教えから見る才能」と勝手に銘打って、その神がかった才能を紹介するシリーズ第4弾をお送りします。

 

今回ご紹介する神がかった才能の持ち主は、ドラマ『コントが始まる』の脚本家、金子茂樹さんと若き俳優、菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さんです!

 

最近、「ベストセラーに良書なし」という言葉を思い出させるネットの記事を見かけました。

 

確かに人気があるもの全てが良質とは限りませんね。

 

今度のクールは、良質のドラマがあってたくさん見ています。

 

私と妻の若手俳優の中での推しメンである、磯村勇人さんが出ている、『珈琲いかがでしょう』や毎回、その演技力にうならされる吉田羊さんが主演する、『生きるとか死ぬとか父親とか』などを毎週楽しみにしています。

 

そんな楽しみにしているドラマの中で、うちの次男も楽しみにしているものがあります。

 

それは、『コントが始まる』です。

 

ドラマ『コントが始まる』の脚本の凄さ!

ドラマの内容を一言で紹介すると、トリオの売れないお笑い芸人マクベスとそれを取りまく人々の青春群像劇です。

 

ストーリーに関してはこれぐらいの説明で十分です。内容を予習なしで見て欲しいからです。

 

このドラマは、あとで伝説になるんじゃないかと思えるようなかなりの良作なんです。

 

まず、脚本が凄い!

 

脚本は、金子茂樹さんのオリジナルなのですが、私、こんな才能のある人を存じ上げていませんでした。

 

この方は、フジテレビヤングシナリオ大賞市川森一脚本賞向田邦子賞を受賞している実力のある脚本家さんらしいのですが、確かにこの『コントが始まる』でも素晴らしい脚本を書いておられます。

 

ドラマの始めと終わりに、マクベスの3人(菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さん)が、舞台でコントをやるのですが、このコントが、ドラマのテーマとリンクしていたり、あるいはドラマの伏線だったり、またその伏線を回収したりするのです。

 

ドラマの終わりに流れるコントで、それまでのストーリーを見ている人は、感動したり、「うーん」と唸らされたりするのです。

 

『ダイハード』や『マトリックス』をプロデュースしたジョエル・シルバーは、「悪い脚本にいい映画は、生まれない」と言いましたが、これはドラマにも当てはまると思います。

 

時々、脚本家が描いているストーリーに合わせて、無理矢理、登場人物の行動や台詞を合わせているようなドラマがありますが、そんな作品を見るとびっくりします。

 

登場人物が、そのキャラクターからはあり得ない行動をしたり、絶対発言しないであろう台詞を発したり、もう人格がバラバラと思えるようなキャラクターだったりします。

 

一応脚本家さんは、登場人物のこれまでの生きてきた歴史を、作品を書く前に作ったりするのですが、時々そういう人格が破綻したような登場人物が出てきますね。

 

こんな脚本だと演じる役者さんは大変です。それが役になりきれるうまい役者さんなら、なおさらなのではないでしょうか。

 

以前、このシリーズで紹介した役所広司さんは、演じていて違和感がある時は、演出家に相談すると言っておられましたが、見ている視聴者が違和感を感じるということは演じる役者さんならなおのことでしょう。まあ、違和感があっても、演じるのがプロと言われれば、それまでなのですが・・・。

 

この『コントが始まる』では、そんな矛盾がなく、キャラクターがそのキャラクターらしい発言や行動をするので、感情移入できるドラマが生まれます。そのキャラクターがらしくない行動や発言をしたりするときには、見ている人が納得できる理由が開示されるので違和感がないどころか、それによりドラマチックな展開が生まれるのです。

 

そして、何んといっても台詞の素晴らしさです。その生き生きした会話が、この金子茂樹脚本の魅力だと言えます。

 

そう話すであろうリアルなセリフが流れるように書かれているのです。多分この空間でこの状況なら、そんな会話になるだろうなという会話が、軽妙で的確な台詞で表現されているのです。

 

もともとこの金子茂樹さんは、この台詞の妙で、有名な脚本家さんなのですね。

 

特に、私が一番驚いているのが、マクベスの3人が、会話をするところです。この軽妙で、面白い会話が、このドラマの魅力のひとつでもあります。

 

売れないために、それぞれがアルバイトをしながら共同生活をするマクベスのメンバーの日常生活でやり取りする会話が、驚くほどリアルなのです。

 

台詞も、このキャラクターがこのタイミングなら、確かにこう言うだろうなという台詞を吐くのです。それがまさにぴったりで、感動すら覚えます。

 

ただ、このマクベスの台詞は、若者がじゃれあってワイワイする雰囲気がある時もあり、上手な演技力がなければ、わざとらしく、ステレオタイプな陳腐なものになり下がってしまいます。

 

だからこそ、この3人の若い俳優さんたちの才能が光るのです!

 

菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さんの演技力が凄い!

10年間、売れない芸人として共同生活をして苦楽を共にしてきた3人には、3人にしか分からない歴史があります。

 

それが、会話の間や動きにちゃんと表現されているのです。

 

そして、なんといっても、金子茂樹さんの生き生きした3人の会話を、台詞を発しているというより、今思いついて発してるように話すのです。

 

この菅田将暉さん、仲野太賀さん、神木隆之介さんの3人での会話は、その台詞回しがあまりにも自然で、その魅力的な雰囲気にじっと見入ってしまいます。

 

私なら、この3人のファミレスでのやり取りだけで2時間は見れますね。

 

ドラマの中で、有村架純さん演じるファミレスの店員さんが、お店でこの会話を聞いてワトルズの3人に魅了されるのですが、その気持ちよく分かります。

 

そして、その3人の役者さんが発する軽妙な会話だけでなく、それぞれが作り上げた役の演技が素晴らしく、このドラマのことを話す時についつい役名で読んでしまいます。見ている人にその人物が本当に生きてる人のような錯覚を起こさせる演技力です。

 

また、このドラマには、先述した通り、有村架純さんが出ているのですが、少し変わったキャラクターで、それが彼女の隠された魅力を引き出しています。

 

女優さんと言えば、このドラマを見るまで存じ上げなかったのですが、有村架純さんの妹役を演じている古川琴音さんという女優さんの演技も素晴らしく、うちでは、これから大ブレイクするだろうと話題になっています。とても落ち着いたいい芝居をされます。

 

さぞ、高視聴率なのでは?

この『コントが始まる』は、相当視聴率が高いのではと思っていたのですが、そうでもなかったようです。

 

初回8.9%、第2話8.6%、第3話7.5%、第4話7.1%、第5話7.0%、第6話6.5%、第7話6.8%ということで、冒頭の私の「ベストセラーに良書なし」という連想につながるのです。

 

ただ、このドラマ、F1層(20歳から34歳の女性層)の視聴率はトップらしいです。

 

私は、そのへんのマーケティング的な分析は出来ませんが、これまで述べてきたリアルに描いた若者像が共感を呼んでいるのではないでしょうか。

 

実は私、このドラマ、ギャラクシー賞を獲ると見ています。

 

今回はここまでです!最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。kotoshotenさんもこのドラマを見ているとのことで、見ている人にしか分からないネタが描かれています!

 

宇宙とワトラーの皆さんに感謝します!