ワトルズの教え~双極性障害の私が2年半で年収1000万円になった話とこれからの話

双極性障害があり、困窮していた私が100年以上も前に書かれた書籍を読み込み、実践することで経済的にも豊かになり、幸せになった話をときには楽しく、ときには大真面目に書いていきます。

クズな私の話 ~ ワトルズの教えと出会うまでの悲惨な生活⑥

こんにちは!ワトルズの教えの伝道師、金井戸 隆と申します。

 

このシリーズをお読み下さった皆さん、ありがとうございます!自分のクズっぷりに辟易しながら記事を書いていますが、そろそろ私のこれまでの話も終わりに近づいてきました。

 

なにひとつ変わってない私

自己破産をしてからも私は、訪問販売の営業職に就きました。それしか私には出来ることがありませんでした。

 

ただ相変わらず職を転々としていました。今度こそは長く勤めようと思うのですが、しばらく頑張る自分が成果を出すと、ある朝突然、てこでも動かないような怠け者の自分が出て来るのです。

 

何もしたくない、誰とも話をしたくない、そんな風に思う自分になってしまうと休むことが悪い結果を生むことを分かっていながら、抗えずに仕事を休んでしまうのでした。

 

妻にはやはり内緒でした。

 

職を転々とするので、当然収入には恵まれません。

 

2人の息子たちも大きくなっていましたので、どんなに妻が仕事を頑張っても、一馬力とちょっとでは日々の生活をするのがやっとでした。

 

年頃になる子供達に、洋服を買ってあげたり、旅行に連れて行ってあげたりするなど、普通の家庭なら当たり前にしてあげられることが一切出来ませんでした。

 

サッカーを習いたいという次男にも、妻があまりにも可哀そうだと費用をなんとか捻出するようになるまで、我慢をさせていました。

 

やっと買ってあげた、見ただけで安いと分かる運動靴を、長男がとても喜んで、玄関のたたきに直接置かずに、汚れないように靴が入っていた紙の箱の上に大事そうに並べて置いてあるのを見て妻が涙ぐんでいたことを覚えています。

 

仕事を休んだツケは、当然少ない月給という結果で帰ってきます。

 

妻には休んでいることは内緒なので、辻褄が合わなくなってきます。

 

自己破産前は、そのために借金を重ねてきました。でも、債務の免責を受けた私には、借入れするところなどありませんでした。

 

お金に困ると人間は、理性を忘れて何でもするようになります。私はやってはいけないことに手を染めてしまいました。

 

妻の怒り

お金のない中でも、妻は子供たちの教育の為に長い間学資保険をかけていました。その保険は、小学校・中学校・高校と節目節目にまとまったお金が入る以外に、万が一、子供が入院したときにも保険が下りるというものでした。

 

どんなにお金に困っても、妻が絶対に手をつけなかったものでした。私は、少ない月給を補填するために、妻には内緒で学資保険の保険証書と印鑑を持ち出して、それを担保にして借り入れをするのでした。

 

子供の学資保険に手を出すことには、さすがの私も罪悪感がない訳ではなかったのですが、やはりいつものように思うのでした。「バリバリ稼いでチャチャッと返せば大丈夫やろ」と・・・。もちろんバリバリ稼げば大丈夫でした。それはコンスタントに仕事をすれば、難しい話ではありませんでした。

 

でも私は、どうしても仕事を休んでしまい、コンスタントに続けることが出来ませんでした。

 

私は長男と次男、二人の学資保険から限度額一杯迄借り入れをしていました。

 

当然、毎月決まった期日までに、決まった額を入れなければいけませんでした。

 

私も保険を失効させてはいけないと何とか期日までにお金をかき集めていたのですが、とうとう払うことが出来なくなり、妻がどんなに苦しくても守ってきた子供の学資保険を失効させてしまいました。

 

そのことも妻には内緒にしていました。「入学の節目節目にまとまったお金を貯めとけば大丈夫やろ。」と半ばやけくそになっていました。

 

そんなとき、ある大事件がおきます。

 

長男が脳出血を起こしてしまったのです。

 

長男は先天的に脳動静脈奇形というものを持っていたようです。ここでは詳しく書きませんが、そこが破れ、出血を起こしたのでした。

 

病院に行き、翌日緊急手術となり、奇跡的にことなきを得ましたが、手術が終わるまでは、長男は一時的に失語症になっていたので、私と妻は、その時だけは絶望した気分になっていました。

 

そこで私の悪事が露呈します。

 

妻は学資保険から入院時に保険が下りるので、それを見込んで医療費の支払いの計画を立てていました。

 

しかし、私は長男の学資保険のみならず、次男のものまでも失効させていたのでした。それを知った時の妻の怒りは凄まじいものでした。

 

当然です。妻は、この緊急時にお金が出ないことよりも、子供の将来の希望である学資保険に手を付けるという私の禁忌を破る行為に怒り、あきれたのでした。

 

長男の術後の回復が早かったことや高額医療費支給制度を利用したことで、何とか医療費は払うことが出来ましたが、私の信用は地に落ちていました。

 

訪れた転機

高校の卒業を控えた長男は、作業療法士になるために、専門学校への進学を希望しました。それは誰が聞いても素晴らしい選択でした。

 

長男は、術後にリハビリを受けるのですが、日常生活のための訓練をサポートしてくれる作業療法士の方と意気投合し仲良くなったようです。そして、その方へのあこがれと何より、その方の勧めもあって作業療法士を志そうと決意したようでした。

 

脳出血を起こした際に、長男は一時的に失語症となりました。その時の感覚は、なった人にしか分からないはずです。その感覚を知った人が作業療法士になるなら、これはまさに天職だと思いました。

 

その頃から、実践はしていなかったものの、既にワトルズの書籍を読んでいた私は、神様が長男を一時的に失語症にしてくれたのは、作業療法士になった時に、患者さんの気持ちが分かるようにするためだったのではないかと思ったのでした。

 

専門学校に行くには、高額の入学金や学費がかかります。それでも私は、長男に「学費は俺がなんとかするけん、学校に行け!」と初めて父親らしく後押しをしたのでした。

 

結婚して約20年。情けない話ですが、やっと自分ではなく、家族のために働こうと思った瞬間でした。そのときの私は、そんな考え方が、やっと自分にも出来るようになったという自覚はありませんでした。46歳でした。

 

今回はここまでです。ここまで読んで下さりありがとうございます!このシリーズも残すところあと2話となりました。

 

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kotoshotenさんに依頼したイラスト。この先は危険と分かっていながら、私は悪の道に進みました。でも宇宙はそんな人に罰なんか与えません。考えるきっかけと見直すためのサインを送ってくれるんです!

 

宇宙の叡智に感謝します。