ワトルズの教え~双極性障害の私が2年半で年収1000万円になった話とこれからの話

双極性障害があり、困窮していた私が100年以上も前に書かれた書籍を読み込み、実践することで経済的にも豊かになり、幸せになった話をときには楽しく、ときには大真面目に書いていきます。

クズな私の話 ~ ワトルズの教えと出会うまでの悲惨な生活⑤

こんにちは!ワトルズの教えの伝道師、金井戸 隆と申します。

 

私のような者の浅い人生など、わずかな文字数で書けると思っていましたが、クズ過ぎて長いシリーズになってしまいました。

 

多重債務

消費者金融にお金を借りることに抵抗はありませんでした。何といってもそこそこ売ってくる営業マンなのです。「これぐらいなら、俺が本気を出して歩合を付ければ、短期間でチャチャッと返せるなぁ。」と思っていました。

 

実はこの自分への過度な自信と気が大きくなることが双極性障害躁状態の時の顕著な特徴なのでした。

 

そうしてしばらくすると、また何もしたくなくなる“冬の時代”がやって来ます。

 

でも、もう次の職場復帰はありません。上司や同僚からの信用はなくなり、私は退職をし、妻には事後報告をします。もちろん長期で休んでいたことなどは伝えず、適当な理由、勤務先に問題があったということを話すのでした。

 

もちろん収入は少ないので、消費者金融から妻には内緒でお金を借りて、給料日には辻褄を合わせるのでした。

 

そうして結婚してからの10年間で、私は内緒の転職と借入を重ね、多額の多重債務者になっていました。

 

もうそうなると、通常の消費者金融からもお金が借りられなくなり、返済に追われていた私は、電柱などに貼っていた、当時「090金融」と呼ばれていた怪しいところからも借りるようになっていました。

 

冷静に考えると、もうどうしようもない状況でした。でも、その時の私は、まだ自分が詰まれていないと思っていました。起死回生の一発でどうにかなると信じていました。

 

そして破産

どうしてそうなるまで、妻が気付かなかったのかと思われるかもしれませんが、それは、私が嘘をつくのが上手かったからに他なりません。

 

私は、収入が少なくても、私を信じて決して文句を言わない妻に甘え、巧みに嘘をついて、妻を騙していました。あるときなどは、副業で儲けるからと言って、その資金の為ということで妻名義で借り入れをしてもらったほどでした。

 

私達家族は子供が2人の四人家族になっていました。妻が看護師をしていて、共働きをしていたので、本来なら金銭的には余裕があってもおかしくないはずでした。しかし、私が内緒の借り入れの返済をしている上に、転職を繰り返すために、常に給料が安いまま推移していたので、生活はいつも困窮していました。

 

普通の暮らしさえ出来ていませんでした。常にお金が不足している状態でした。

 

そんな中、返済が遅れ始めたことで、自宅にも消費者金融から返済の催促の電話が入り、督促状が届くようになりました。そしてとうとう、私が多額の借金をかかえていることが妻にバレてしまいました。

 

妻はその時まで、長女という自覚から、両親に心配や面倒をかけたくないと考え、どんなに生活が困窮しようとどんなに私が転職を繰り返そうと自分の両親には相談したりすることはなく、自身で解決してきていました。

 

ただ、今回ばかりはそうもいかなかったようです。当時の私達家族は、生活に困窮していたので、それまで住んでいたマンションを出て、妻の実家の2階にタダ同然で住まわせてもらっていました。

 

1階には妻の両親が住んでいたのですが、全くの別世帯だった為、私のそれまでの悪行がバレることはありませんでしたが、ポストは共同だった為、頻繁に届く消費者金融からの督促状にさすがの妻の両親も気付いたのでした。

 

そうして、私の10年にも及ぶ悪行は、日の下にさらされ、私の母にも、妻の両親にも明かされることとなりました。本来なら、離婚だ、慰謝料だと大事になってもおかしくないことでしたが、その時は、私の若気の至りということで、大事にはなりませんでした。

 

妻のお父さんの知り合いの方を紹介してもらい、債務があった私と妻(私のせいで借金を背負わせてしまっていました)の借り入れを法定金利で計算しなおして、返済の減額申請をすることになりました。

 

しかし、最終的には減額しても生活がままならないと専門家の方から指摘を受け、私達夫婦は破産申請することとなりました。

 

妻は、破産しか道がないと言われたとき、その専門家の人達の前で人目もはばからず泣いていました。妻は人様に迷惑をかけることが、とても嫌いでした。

 

貧しい暮らしでも涙を見せることなどなかった妻が泣いているのを見て、私は自分のしでかしたことの大きさに初めて気付いたのでした。

 

嘘を重ねて苦しんでいたことから解放され、私はほっとしていました。破産という法律に守られた逃げ道を与えられ、私は安堵していましたが、実は人の道に外れ、大切な何かを失ってしまったことに、妻の涙を見て初めて気付くのでした。私はただただクズでした・・・。

 

それからは、弁護士さんに依頼し、私と妻の自己破産手続きをすることになりました。今回の借金は、全て私のせいなのですが、仕事で忙しかった私に代わって、責任のない妻が弁護士さんのところをあししげく通って煩雑な手続きを進めてくれました。

 

そうしてしばらくして、私と妻の債務の免責が確定しました。借金が無くなったのでした。

 

これを機に、私は改心し・・・と普通はそうなるのですが、現実はそんなドラマのようにはいきませんでした。私は、借金を作ったことを若気の至りとして許され、借金自体も妻に大変なところを任せてチャラにしたのです。

 

つまり、私は、私のしでかしたことにきちんと向き合わないまま、問題を終わらせてしまったのです。そして、そのツケは、私はもちろんですが、何の落ち度のない妻や子供たちが後々払うことになるのです。

 

今回は、ここまでです。私の情けない話にお付き合い下さり、ありがとうがざいます!

 

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kotoshotenさんに依頼したイラスト。双極性障害と診断されるまで、ただただメンタルが弱い自分が情けないと思ってました。

 

宇宙の叡智に感謝します。