ワトルズの教え~双極性障害の私が2年半で年収1000万円になった話とこれからの話

双極性障害があり、困窮していた私が100年以上も前に書かれた書籍を読み込み、実践することで経済的にも豊かになり、幸せになった話をときには楽しく、ときには大真面目に書いていきます。

ワトルズの教え 17 ~ 『お金持ち持ちになる科学』より

ワトラーをはじめ、当ブログにお立ち寄り下さった皆さん、おはようございます!

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、『お金持ちになる科学』からお話をさせて頂きます。なお、本文中の訳語や引用は、私の愛読書の『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)から抜粋しております。

 

先日、事務所にしたいと思っているマンションを見に行ってきました。

 

もともと探している物件の条件として自宅から近いということ、それから、私が毎月参拝に行く神社が近いこと、そして自宅近くの商業施設と最寄りの駅に近いことをあげていたのですが、いい物件があり、調べてみると空き部屋がありました。

 

近いうちにここに通勤し、8時から17時まで勤務します。ここの部屋の飾りつけは、「好きにしたらいいよ。」と言うのに、必ず自分の希望を強制したがる「世話焼きの我が家の王様」である妻に任せたいと思います。

 

と、ここまでくると、とうとう起業する日が来たのかと思われそうですが、実はまだ私は会社勤めをしているサラリーマンのままです。

 

マンションを見に行ったというのは、内覧をしたわけではなく、外観を見て、インターネットで賃貸や販売の情報を見たのでした。

 

もっとわかりやすく言うと、「ごっこ」をしたのでした。

 

ごっこ」といっても、決してその時だけやっている訳ではありません。私はこれを書いている間も、起業してそのマンションで働いている気持ちでいるのです。

 

ワトルズの教え:17.願望を具体的にイメージし、既に実現しているように振る舞う

 欲しい物やなりたい自分のイメージを宇宙(神様)に送って、それが既に叶っているものと思い、感謝をすることで願望が実現すると前回までに述べてきました。

 

それを素直に愚直に実践してきたことで、年収300万円未満だった私が、2年半で年収1000万円を超えるようになったことは、これまで書いてきた通りです。

 

ワトルズの教えの基本は、この私が実践したことが基本なのですが、ワトルズはもっと深掘りをしています。

 

 

自分がはっきりと理解していないものを人に伝えることはできません。自分がしたいこと、自分が持ちたいもの、自分がなりたいものについて、あいまいで、ぼんやりとした思いしかないために、多くの人は、それを〈宇宙〉に伝えることができません。

 ただ漠然と「何か良いことをするために」豊かになりたいと思うだけでは十分ではありません。それならば誰もが望んでいることです。

 『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)

 

ワトルズは、具体的になっていないあこがれや、あいまいな希望では、お金持ちになることも、創造的な力を動かすこともできないと言っています。

 

そのためには、自分が何を望んでいるのかをはっきりと見極め、手に入れたいもの、なりたい自分を明確にイメージして思い描かなければならないと言っています。

 

ただ、そのイメージを思い描くために、アファメーション(なりたい自分になるために何度も文言を唱えること)を何度も繰り返したり、瞑想したり、オカルトめいた儀式も必要ないと注意喚起もしています。

 

その代わりとなるやり方をワトルズはこう明記しています。

 

しかし、明確なイメージを持つことだけでは十分ではありません。それだけならば、あなたは夢を見ているにすぎず、目標を実現する力はほとんどありません。明確なビジョンの根底には、それはすでに自分のものであるという、ゆるぎない、確固とした信仰がなければいけません。それはすぐ近くであって、あとはそれを所有するだけなのだ、と確信して下さい。

 新しい家に住んだつもりになって、実際にその家がここにあるかのように想像してみて下さい。想像の世界に入って、自分が欲しいものに囲まれている様子を楽しんで下さい。

 『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)

 

現実に思いが実現しているようにイメージしなさいと書いてあるのです。

 

私の経験 ~ オカルトの迷宮にはまっていた私

人間は、本当に困るとなんにでもすがりたくなるものです。

 

これまでの20年間は、私は自身が作った借金や生活苦から抜け出すために、いろいろなことをしました。

 

怪しいテキストを購入し、寝る前にその付属のCDを聴き、瞑想をして、朝陽と共に金の龍が上るというイメージを毎朝描きました。

 

また、「私は年収1000万円になっている」と何度も言い続けることもやりました。

 

眠る前にも潜在意識に刷り込もうと何度もアファメーションを唱えました。

 

でも結局何も変わりませんでした。

 

もともと私の場合は、そんなことより、まずは現実的な行動が必要でした。

 

就いている仕事をひたむきにやることが先決だったのです。オカルト的なことをやるのは、それからでした。

 

仮に私が仕事をひたむきにやっていたとしても、それらの方法ではうまくいかなかったと思います。

 

なぜなら、目標とするところの明確なビジョンがなかったからです。紙に書いた目標が私の目標だと思っていました。

 

私の実践 ~ 効果的な実践をするようになった私

以前、「ワトルズの教え」は、「引き寄せの法則」とは違うといいました。いろんな考えがあり、どれも正しいと思っているので、否定することはありませんが、ただ私が信じていることは、「行動」なくして「ワトルズの教え」は語れないということです。

 

年収1000万円を稼ぎたかったら、現実に仕事をひたむきにやらなければならないということです。

 

いずれまたブログで書きますが、ワトルズは、はっきりと著書の中でそう語っています。

 

私は、現在所属する会社に入ってから、必死で仕事に励みました。

 

そして、ワトルズが言うように、目標が既に叶っているつもりで生活していました。

 

「年収1000万円」なのです。現実は、苦しい月収でしたが、「お金がたくさんあるから大丈夫。」と言い続けました。

 

これまでに何度か述べましたが、「お金がない」という言葉は一切使わないようにしました。

 

着ている服は安価なものでしたが、好きなブランドを着ているイメージでいました。服を購入する時も妻から見てもらい、お金持ちに見えるかにこだわって服をチョイスしました。

 

旅行も、まだ行く当てがない時から、ガイド本を買って、妻と行く場所や遊ぶことを話し、先述した「Armchair Travel」を楽しみました。

 

財布も希望年収の200分の1の値段の財布を買うといいと聞き、これからどんどんお金が入って来るからと6万8千円の財布を購入しました。そして、もうこれで財布の値段の200倍の年収が入ると思って仕事をしていました。

 

実際、財布を購入した年は年収が1300万円を超えました。

 

そして、旅行に行ったときは、なるべくいい部屋に泊まり、食事をする時もなるべく豪華なものにしました。お金持ちがするであろうと思いつくことを実際にやってみたのでした。

 

これらは、「目標が叶ったごっこ」と呼んでいいものでしたが、ごっこをすることで、目標を達成したときの景色を先駆けて見ることが出来たと思います。

 

そして何よりも、そんなごっこで毎日がワクワクしたものになりました。

 

ワトルズは、さらに一歩進んで、その想像の状態に感謝できるようになるともっと宇宙(神様)に近づけると言っています。

 

今回のまとめ

  1. 欲しいもの、なりたい自分を明確にイメージする。
  2. イメージが既に叶ったものとして振る舞う。
  3. ワクワクした気持ちになるようにイメージする。
  4. イメージが叶ったものとして、感謝する。

 

今回は、ここまでです。今後の参考にさせて頂きますので、是非是非コメントをお願いいたします!

 

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kotoshtenさんに依頼した挿絵。天使は新しい羽根を付けたイメージをしています。もう叶ったも同然です。

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!

 

 

ワトルズの教えの実践メニュー 3 ~ 瞑想のススメ

ワトラーをはじめ、当ブログにお立ち寄り下さった皆さん、おはようごさいます!

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

今回は、私がワトルズの教えを実践するためにやっていることを紹介する「ワトルズの教えの実践メニュー」シリーズの第3弾となります。

 

今回のテーマは瞑想です。

 

皆さんは、瞑想と聞くとどんなイメージがありますか?

 

私は、自分がやり始めるまでは、宗教チックだとか、怪しいというイメージがありました。

 

以前、社会を騒がせた某カルト教団のエセ宗教家が、テレビでやっているのを見たからだと思います。

 

しかし、3年ほど前に、双極性障害と診断されたときに、瞑想が心を落ち着かせるのによいと聞き、本を購入し、実践いたしました。

 

するとそれまで、仕事に追われてカリカリしていた自分を客観的に見れるようになり、気持ちが穏やかになりなした。

 

それからは、ほぼ毎日(たまに時間が無くてサボります・・・)やっております。

 

マインドフルネスの実践者たち

瞑想ではなく、マインドフルネスという言葉を聞いたことはありますか?

 

これは、アメリカでとても流行したものですが、マインドフルネスとは、「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」です(『脳科学✖瞑想で集中力が高まる 世界のエリートがやっている最高の休息法』久我谷 亮 ダイヤモンド社)。

 

このマインドフルネスを、アップル創業者のスティーブ・ジョブズをはじめとする名だたるエグゼクティブや起業家が実践しています。

 

また、グーグルがSIY(Search Indside Yourself)というマインドフルネス研修を社内の仕組みとして取り入れているだけでなく、フェイスブックパタゴニアなどの有名企業にも導入が進んでいるようです。

では、なぜそんな企業までが、こぞってマインドフルネスを取り入れるのか?

 

それは、脳と疲労が関係しているからです。

 

脳と疲労

疲れている時、ただぼーっとしていれば、いいような気がしますが、どうもそうではないようです。

 

しばしば言われることですが、脳は体重の2%ほどの大きさにもかかわらず、身体が消費する全エネルギーの20%を使う「大食漢」です。さらに、この脳の消費エネルギーの大半は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳回路に使われています。

 DMNとは、内側前頭前野、後帯状皮質、楔前部、下頭小葉などから構成される脳内ネットワークで、脳が意識的な活動をしていないときに働くベースライン活動です。自動車のアイドリングをイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか。

 

 『脳科学✖瞑想で集中力が高まる 世界のエリートがやっている最高の休息法』(久我谷 亮 ダイヤモンド社

 

このDMNは、脳の消費エネルギーの60%~80%を占めているそうです。

 

ですから、ぼーっとしていても、このDMNが過剰に働き続ける限り、脳はますます疲れていくということなんだそうです。

 

だからこそ、このマインドフルネスで脳を休めることが、真の休息となり、集中力やパフォーマンスを向上させる方法となるのです。

 

マインドフルネスの効用

脳が疲れてくると注意が散漫になったり、気力がなくなったり、イライラしたりします。

 

この根本的な原因は、意識が未来や過去ばかりに向かい、今に気持ちがいっていない状態が慢性化していることにあるそうです。

 

確かに私は、忙しくなると何かをしているときでも別のことを考え、常にいらいらした状態になります。

 

マインドフルネスは、現在に意識を向ける「心の練習」をすることで、疲れづらい脳を作っていくのです。

 

その効用は、ストレスの低減、雑念の抑制、集中力と記憶力の向上、感情のコントロール、免疫機能の改善と多岐に渡ります。

 

マインドフルネス呼吸法

では、実際どんな方法をやっているのかを紹介します。

 

①基本姿勢をとる

・椅子に座る(背筋を軽く伸ばし、背もたれから離して

・お腹はゆったり、手は太ももの上、脚はくまない

・目は閉じる(開ける場合は、2メートルくらい先を見る)

 

②身体の感覚に意識を向ける

接触の感覚(足の裏と床、お尻と椅子、手と太ももなど)
・身体が地球に引っ張られる重力の感覚

 

③呼吸に注意を向ける

・呼吸に関わる感覚を意識する(鼻を通る空気/空気の出入りによる胸・お腹の上下/呼吸と呼吸の切れ目/それぞれの呼吸の深さ/吸う息と吐く息の温度の違い・・・など)

・深呼吸や呼吸コントロールは不要(自然と呼吸がやってくるのを「待つ」ような感覚で
・呼吸に「1」「2」・・・「10」とラベリングするのも効果的

 

④雑念が浮かんだら・・・

・雑念が浮かんだ事実に気づき、注意を呼吸に戻す(呼吸は「意識の錨」)

・雑念は生じて当然なので、自分を責めない

 『脳科学✖瞑想で集中力が高まる 世界のエリートがやっている最高の休息法』(久我谷 亮 ダイヤモンド社

 

マインドフルネスは、1日5分でも10分でもいいので、毎日継続してやりましょう。脳は「習慣」が好きらしいので、同じ時間、同じ場所でやるのがいいようです。

 

マインドフルネスとワトルズの教え

ワトルズの教えでは、なりたいものになり、欲しいものを手にするのには、イメージすることが大切だと述べていますが、アファメーションを唱えたり、瞑想したりすることは必要ないと言っています。

 

ただ、過去や未来のことを考えず、今やるべきことに集中しなさいと述べています。

 

この今を生きるためには、このマインドフルネスは有効だと、私は思っています。

 

今回はここまでです。なお今回の記事では、『脳科学✖瞑想で集中力が高まる 世界のエリートがやっている最高の休息法』(久我谷 亮 ダイヤモンド社)を参考にし、本分そのものや語句の引用をしています。

 

みなさんのコメントをお待ちしております。

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。瞑想で宇宙とつながることができそうです。

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!

 

 

ワトルズの教え 16 ~ 『高潔な人になる科学』より

ワトラーをはじめ、当ブログへお立ち寄り下さった皆さん、おはようございます!

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、『高潔な人になる科学』からお話しをさせて頂きます。なお、本文中の訳語や引用は、私の愛読書の『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)から抜粋しています。

 

皆さんは、「あれをやっていた方がいいなぁ」と思っていながら、やらなかった時、予見していた悪い結果が、その通りに出たことはありませんか?

 

私は時々あります。

 

「あのお客様には、顔出しした方がいいだろうなぁ」と思いつつ、ついつい忙しさを理由に後回しにしていると、案の定そのお客様からクレームの電話が入り、実際行ってみると、なんということはなく、ただ顔出しをして話を聞いて、気になることを解決しておけば、特にクレームの電話として連絡が入ることはなかったということがあります。

 

もっとシビアな話があります。

 

母が生前中、金銭的な余裕がある時に旅行に連れて行ってあげようと思いつきました。それまで、母とふたりで旅行など行ったことがなかったので、元気なうちにどこかに連れて行ってあげようと思いついたのでした。

 

ただ、私の職場は完全週休二日制ではないため、「次の連休の時にしよう」、「来月の連休の時に行こう」などと先延ばしにしているうちに1年が経ち、そのうち母が入院してしまい、帰らぬ人となってしまいました。

 

あの時、思いついた時にやっておけばよかったと後悔しましたが、後悔先に立たずでした。

 

ワトルズの教え:16.魂の声に従う

これまで、社会や周りの人に対する見方をお話ししてきました。

 

そして、それらを前提にして、次の段階として魂の声に従い身をゆだねることが大切だとワトルズは言っています。

 

 

あなたは、あなたをたえず突き動かし、高みへと駆りたてる何かを自分のなかにもっています。何かとは神聖な〈力の原理〉であり、あなたは疑問を抱かず、その原理に従わなくてはなりません。

 もし、あなたが偉大な人間になるとしたら、偉大さはあなたの内側にある何かの表れです。おそらく誰もこのことを否定しないし、あなた自身も、この何かが非常に偉大なものであることに疑問をもたないでしょう。

 『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)

 

ワトルズ曰く、この〈力の原理〉というのは、心でも、知性でも、理性でもないとのことです。

 

 知性や理性は、私心のない人間が他人に尽くすのを助けます。しかし、利己的な人間に対しては、その人の利己的な目的をかなえようとして働きます。

『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)

 

「魂」を辞書で調べると、「心」の同義語として説明されています。

 

ですが、ワトルズの言っている魂とは、辞書に書かれている魂とは少し違うようですね。

 

心は、感情や情緒で左右され、知性や理性は人間の頭でひねり出されるものです。

 

ワトルズの言う魂とは、〈力の原理〉から生じる衝動です。

 

つまり、自分の思いや考えというフィルターを通さずに出て来る衝動のことです。

 

卑近な例をあげましょう。

 

最近は、あまり聞かなくなりましたが、昔はよく飲み会で一気飲みをやっていました。

 

やる本人もやらせる周りの人達も、それはよくないこと、危険なことだとは認識しているはずです。

 

でも、これまでやってきたことだから、やらないと場の雰囲気をこわすからといって敢行し、悲劇が起きているのを私たちは時々ニュースなどで目にします。

 

人間が考えることは、慣例や目に見えない縛りによって、判断を左右されます。

 

私の経験 ~ 頭で育成を考えていた私

 こんな私でも会社に所属していると、後輩や部下を育成する立場となっていました。

 

その時に私は先輩社員や上司から、「金井戸は、部下を怒れない」と咎められていました。

 

当時の営業は、成果のあがらない部下を詰めて叱責するのが指導法だと言われていましたが、私は怒るのがとても苦手でした。

 

そもそも私は部下の成果に対して怒っていませんでしたし、仮に怒っても成果を出せないのではないかと思っていたのです。

 

叱責されている部下は、その場の苦しさから早く逃げたいと思い、反論することなく全てイエスと答えます。そして、叱責されることを恐れて、本音を言わなくなり、上司に嘘をつくようになります。

 

散々上司から詰められていた先輩が、陰で会社やその人を叱責した上司を批判していたのを何度も見ました。

 

それでも、上司から部下を叱れとせっつかれるため、私は疑問を抱きながらも部下を上司の真似をして詰めていました。

 

何度か若い男の部下を泣かせてこともありました。

 

しかし、いくら𠮟責しても成果を出させることが出来ないばかりか、詰められて退路を断たれた部下は会社を去っていくのでした。

 

そのため、昔の訪問販売会社は、社員の離職率が高く、年中求人誌に社員募集の記事が載っていました。

 

私は、疑問に感じながらも、上司の言う通り部下を叱責していました。

 

私の実践 ~ 魂で育成をした私

現在勤めている会社でちょうど1年半前に人事課が立ち上がりました。

 

人事課と言っても35名ぐらいの社員数の会社なので、一般的な会社の人事課というよりも、営業マンの育成に特化した部署でした。

 

目的は、訪問販売の会社として私の会社でも例外でなかった高い離職率を下げることでした。

 

そのために、それまでやっていた「見て覚えろ」的な育成方法を止め、ひとりの指導者が徹底して育成していくスタイルに変えたのでした。

 

発案は社長で、その指導者として、私に白羽の矢が立ちました。

 

私は営業マンとしてもバリバリ現場で仕事をしているので、外部の人をアドバイザーに迎え、その方の指導の下、人事課を立ち上げたのでした。

 

新しいやり方では、入社したばかりの社員は、1ヵ月程私に付いて仕事を覚えます。

 

新人が独り立ちした後も、私がフォローをし、育成をしていくのです。

 

実は、私の上司で部下や新人を厳しく叱責する人がいて、これまで辞めていった人の中には、この上司と一緒に仕事をするのが嫌だからと言って去って行った人が少なくありませんでした。

 

そこで、私一人が育成をするスタイルとなりました。だから人事部といっても部署に所属するのは私だけです。

 

育成の裁量は私に任されていたので、私はコーチングを導入しようと、「コーチ・エィ」や「NLPコーチング」を勉強しました。

 

コーチングとは、指導者が指導される人に対し質問をして、意見を述べさせることで、解決方法を指導される人自らが見出していく手法です。

 

最初は、質問する内容が分からなかったり、答えを誘導しようとしてしまったり、ある時は、質問攻めにしたせいで、質問ではなく詰問のようになってしまったりとなかなかうまくいきませんでした。

 

そんな試行錯誤をしていく中で、私は成果を出させるには、「仕事は大変だけど面白い」と思ってもらうことが大切だということに気付きました。

 

そこで私は、新人さんとしっかりコミュニケーションと取ることにしました。

 

新人さんは、今後どうなりたいのか、何が働くモチベーションとなるのか、どんなことがその人の大事な価値観なのか、そんなことを会話することで理解するようにしました。

 

すると自ずとその人の育成の方法が見えてくるのです。育成の仕方は人それぞれ違いオーダーメイドしなければならないことに気が付きました。

 

私は、新人さんにでも例外なく敬語を使うのですが、一度やるべきことをやらなかった新人さんに責める気持ちを持たず、淡々と普通の話口調で注意をしました。すると、その新人さんから、「金井戸課長から、注意されてへこみました。」と言われました。

 

詰めたり、怒鳴ったりしなくても、敬意と相手の為を思って指導すれば、自ずと人は理解してこちらの話を呑んでくれるのです。

 

現在は、指導した新人さんがとても活躍しており、離職率もぐんと下がりました。

 

それは、新人さんが頑張ったおかげなのですが、私が育成するにあたって、こうした方がよいのではというインスピレーションを大事にしたことも要因の一つだと思います。

 

自分の魂の声は何と言っているのか、日々その言葉に注意したいものです。

 

今回のまとめ

  1. 魂の声に従う。
  2. インスピレーションを大切にする。
  3. 思いついたら即実行。

今回はここまでです。あなたのコメントをお待ちしています!

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。あなたの魂は何と言っていますか?

 

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!

 

 

ワトルズの教え 15 ~ 『お金持ちになる科学』より

ワトラーをはじめ、当ブログにお立ち寄り下さった皆さん、おはようございます!

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、『お金持ちになる科学』からお話をさせて頂きます。なお、本文中の訳語や引用は、私の愛読書の『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)から抜粋しております。

 

よくアファメーションのように、「ありがとう」を何度もくり返し発すると願いが叶ったり、幸せになったりするという教えを耳にします。

 

確かに「ありがとう」という言葉やその思いは素晴らしいものです。

 

実際、ワトルズの教えにも感謝という言葉が重要なキーワードになっています。

 

ですから、「ありがとう」を繰り返し唱えることはそれはそれで良いことだと思うのですが、実はその考えは、ワトルズの教えとは微妙に違っているのです。

 

ワトルズの教え:15.宇宙(神様)に感謝の気持ちを持つ

先述した通り、欲しい物やなりたい自分を宇宙にイメージして伝えることで、それらが手に入ったり実現したりするのですが、その大切な条件として、その願望が宇宙(神様)との思いと調和しなければなりません。

 

そして、その調和を確実なものにするためには、自身と宇宙(神様)が結びついていなければならないとワトルズは言っています。

 

では、自身と宇宙(神様)と結びつくにはどうすればよいのか?

 

ワトルズは、宇宙(神様)に感謝の気持ちを持つことだと述べています。

 

「なーんだ、そんなことか!」と思われたかもしれませんが、実はこれが意外と難しいことなんですね。

 

今回の教えに該当するワトルズの書籍の原書を読むと、そこに使われている感謝の気持ちに該当する単語に「gratitude」が使われています。

 

「thanks」ではないんですね。

 

では、この「gratitude」は、「thanks」とどう違うのか?

 

何だか英語の授業のようですが、実はここに、アファメーションを唱えることと微妙に違うワトルズの教えの重要な要素が見え隠れしているのです。

 

「thanks」は口語的な表現のようで、「感謝」「謝辞」という意味があります。実際英語で、「ありがとう」を「Thank you」と言いますね。

 

一方、「gratitude」は文語的な表現で、「感謝の念」「(行為などに対する)謝意」という意味になり、感謝する言葉ではなく、感謝の気持ちといったニュアンスになります。

「ありがとう」と何度も口にすることは、とてもよいことです。言われた相手もきっと嬉しい気持ちになるはずです。ですから、私は「ありがとう」と言葉で常に伝えるように意識しています。

 

ただ、ワトルズの教えでは、同じ要領で宇宙(神様)に「ありがとう」と何度も唱えましょうとは言っていません。

 

「感謝の念」や「謝意」を持ちましょうと言っています。

 

実は、ここが「ありがとう」とアファメーションを何度も唱えることより難しいところであります。

 

先程も述べたように「ありがとう」と繰り返し口にすることを否定しません。それは、それでいいことです。ただ、そこに本当に感謝する気持ちがなければ、宇宙(神様)とつながることが出来ないのです。

 

ここがワトルズの言う、「感謝する」ということの難しいところなのです。

 

 何か良いことがあった時、神に感謝すればするほど、ますます良いものが、ますます早く与えられるようになります。それは感謝に満ちた態度が、私たちの心を恵みの源である神の近くへと引き寄せてくれるからです。感謝の気持ちがあなたの心と宇宙の想像力をより深く調和させるという考え方を今まで知らなかったならば、よくこのことを考えてみて下さい。

『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)

 

例えそれほど心がこもっていない「ありがとう」でも、日常の生活の上では、人と人との潤滑油的な役割として、とても大切なものです。

 

ただ、その謝意を送る対象が目に見えない者の場合やその成果がその目に見えないもののおかげだと確信できない場合は、真に「感謝する」ということが難しくなります。

 

つまり、「ありがとう」と何度言っても、その対象に「感謝する気持ち」がなければ、それは伝わらないと言っています。

 

そのため、ワトルズは、「感謝すること」を「信仰」だと言っています。

 

目に見えないものを確信して、その目に見えないものが与えてくれたことに感謝することが、神(宇宙)を信じることであり、その行為を「信仰」と言っているのです。

 

それでは、私は何か特定の宗教を信仰しているのかというと、そんなことはありません。亡くなかった方を仏様として手を合わせたり、近所の神社にはしょっちゅう参拝に行きます。

 

日本人の大半を占める特定の宗教を信仰しない者のひとりです。

 

正確にいうと宇宙が私の大霊であります。これは、私の思い描く私の神様です。

 

私の経験 ~ 我が強かった自分

10年ほど前までの私は、人間努力がなければ何も成し遂げれないと思っていました。

 

もちろん、行動や努力なしでは何もなし得ないというのは半分正解です。でも半分は、間違っていると思います。

 

昔の私は、その人の頑張りや努力だけが成果に結びつくと思っていましたので、営業で成果が出た時は、自分が頑張ったおかげだと思っていました。

 

時々収入が少し上がった時も、自分の頑張りのおかげだと思っていました。

 

そのため、周囲の人の助けや心配りに感謝することはありませんでした。

 

ましてや、目に見えないものに感謝をすることなど全くありませんでした。

 

そして、9年前にあの事件が起こります。

 

長男が脳動静脈奇形による脳出血を起こした時です。

 

長男は失語症になり、私と妻は絶望しました。

 

努力だけではどうすることもできません。

 

私たち夫婦は、なすすべが無く、とても無力だと思いました。

 

もちろん、近くの神社にすがるようにお祈り致しました。

 

すると、以前も書きましたが、長男は無事手術に成功し、失語症の症状が術後には全くなくなっていたのです。

 

私の実践 ~ 神を近くに感じるようになった私

術後、長男がひとりで歩いてトイレに行き、普通に話し出した時に、私は傍に神様を感じました。

 

それは誰にでも平等で、それまでの生き方の是非を問わず、願った真の思いを淡々と汲み取ってくれる大きな存在でした。

 

そして、目に見えぬその存在に感謝しました。

 

私は無力な自分に気付き、とても謙虚な気持ちになりました。

 

謙虚になると、周囲の人達への感謝の念がこれでもかと浮かんできました。

 

オペをして下さった主治医の先生、励ましてくれた職場の同僚、長男の支えになってくれた学校の友達や留年を何とか回避できるように奔走してくれた先生方、たくさんの人に心から感謝していました。

 

自信への無力さを知った上で起こった奇跡の様な出来事により、私は謙虚になり、周囲の親切や思いやりや心配りに気付くようになったのです。

 

こんなことがあった為、私がワトルズの教えと出会って実践する際に、宇宙(神様)に感謝の気持ちを持つことが自然に出来たのだと思います。

 

ひとりでできることの限界を知ったことで、周囲のささいな親切や思いやりにも気付くようになりました。

 

もちろん、その時にはお礼を伝えます。心を込めて「ありがとう」と。

 

今回のまとめ

  1. 宇宙(神様)に感謝の気持ちを持つ。
  2. ひとりで出来ることの限界を知り、謙虚になる。
  3. 周囲の小さな親切や心配りに気付く。
  4. 謝辞を周囲の人に発する。

 

今回はこれまでです。皆さんのコメントをお待ちしております!

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。感謝と書いた紙飛行機を宇宙へと放ちます。

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!

 

 

ワトルズの教えの実践メニュー2 ~ イメージボードの作成

ワトラーをはじめ、当ブログにお立ち寄り下さった皆さん、おはようございます!

 

ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、ワトルズの教えを実践するために、実際に私がやっているメニューを紹介するシリーズ「ワトルズの教えの実践メニュー」の第2弾となります!

 

前回は、「Armchair Travel」の話を書きました。

 

ワトルズの教えでは、なりたい自分をイメージしなさいと述べているのですが、経験したことがないことをありありとイメージすることは難しいので、写真や本を見て、旅行に行った気分になる「Armchair Travel」を応用して、なりたい自分を想像して楽しみましょうと書きました。

 

どうですか?わくわくしながらイメージできていますか?

 

私は最近こんなイメージをしています。

 

個人事業を立ち上げて、かなりの収益をあげているので、事務所を借りようということになりました。

 

自宅のすぐ近くの神社と商業施設の傍で借りることにしましたが、月々の家賃を考えると資産として持っていた方がよいと考え、マンションを買うことにしました。

 

すぐ近くにいい物件が見つかり、即買いし、そこを事務所にします。

 

会社勤めと違って、制服ではなくお気に入りの服を着て、トレードマークの中折れハットを被った私は、朝8時に事務所に出勤し、座ると仕事がはかどる机の上にあるパソコンの電源を入れます。

 

パソコンが立ち上がる間にコーヒーメーカーでコーヒーを入れる準備をします。全て開け放った窓から柔らかい朝の光が差し込んでいます。

 

と、こんな感じですね。

 

ただ、ワトルズはこう言っています。

 

その時だけイメージをしてあとは忘れているようではいけないと。

 

でも、どうでしょう。

 

毎日の忙しい中で、目標はついつい忘れがちではないですか?

 

エビングハウス忘却曲線」というものがあります。これは、記憶したことは、復習しなければ、最初に急激に忘れ、時間と共に緩やかに忘れていくということを表したグラフなのですが、人は記憶したことを20分後には42%と忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れるんだそうです。

 

じゃあどうやって復習するかですが、今回の実践メニューがそのためのものなのです。

 

ドリームボード研修

以前、私の所属している会社が、年に7月と12月の2回、「虎の巻」会議なるものをやっているとお話ししました。

 

これは社員全員が集まって、向こう6ヶ月の目標を立てるという会社の年中行事なのですが、昨年の12月はいつもと違った趣向のイベントになりました。

 

それは、業者の方が指導を行う「ドリームボード研修」というものでした。

 

社長曰く、「目標を立てるときは左脳でするが、それだとイメージが定着しないので、右脳を使って目標を具体的にイメージする」とのことでした。

 

もともと、個人的に受けていた研修だったようですが、それがとてもよかったので、社員にも受けさせたいと思い、会社で100万円を投じて主宰してくれた研修でした。

 

やり方はシンプルです。

 

何百冊もの雑誌が置いてあるのですが、それを何も考えず好きなものを好きなように目を通します。

 

そして、ピピッとインスピレーションを感じた写真をどんどん切り取っていきます。

 

写真がある程度切り終わったら、今度は、50センチ✖150センチぐらいの大きな長細い厚紙に、それを貼り付けていくのです。

 

厚紙には、左横にいくつか線を書いて枠を作ります。そこに、からだ、こころ、家庭、社会、教養、経済といったカテゴリーを書いた紙を枠の中に貼っていきます。

 

カテゴリーを貼った厚紙をさらに縦に3分割するように線を入れ、そこには自分が好きなように西暦を入れます。それは1年刻みでも3年刻みでも自由です。

 

そのスペースにインスピレーションがわいた写真を貼っていきます。それは切り取った文字でもいいのです。

 

そして、出来上がったものをみんなの前に見せ、もう叶ったものとしてプレゼント行うのです。

 

本来なら、数日かけて行う研修を1日かけてやったのですが、楽しくてあっという間に時間が経ってしまいましたね。

 

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作成中のドリームボード

 

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完成したドリームボード

 

イメージボードの作成

私がやっている実践メニューもほとんど同じようなことです。

 

私はイメージボードと呼んでいます。

 

ただ、私の場合は、すでに目標を練って考えているので、イメージに合う写真をインターネットから探し出して印刷したものを、文字は自分で作成したものを貼っていくだけの作業になります。

 

そして、それらを貼る土台ですが、私はA2サイズのコルクボードに貼ります。

 

これだと写真や文字を定期的に変えられるからです。

 

コルクボードにサイズは何でも構いませんが、写真を貼ると思いのほかスペースをとるので、A2サイズをお勧めします。

 

そして、作成したものを常に目の付くところに飾って、毎日眺めるのです。

 

そうすると毎日自分の目標を目にすることになるので、忘れません。

 

そして、見る度にワクワクします。

  

イメージブックの作成

私は、特に忘れっぽい性格なので、このイメージボードを持ち歩くようなツールも作っています。

 

それは、イメージブックというものです。

 

これも作り方はいたってシンプルです。

 

A4サイズのファイルか、スクラップブックを用意し、イメージボードの要領で貼っていくだけです。

 

スクラップブックを使用すると貼った写真は変えられませんが、ファイルでは変えることが出来ます。

 

そして、作成したものを常に持ち歩き、ときどきニヤニヤしながら見るのです。

 

どうですか?難しくないでしょう?

 

とても楽しい作業なので、お一人でやるのも、もちろんいいのですが、友人同士やご夫婦やご家族でワイワイやりながらやるのもいいかと思います。

 

今回は、ここまでです。コメントも是非お寄せください!

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。イメージボードは、作成する時も眺めるときもワクワクします。

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!

 

ワトルズの教え 14 ~ 『高潔な人になる科学』より

ワトラーをはじめ、当ブログにお立ち寄り下さった皆さん、こんにちは!ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、『高潔な人になる科学』からお話しをさせて頂きます。なお、本文中の訳語や引用は、私の愛読書の『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)から抜粋しています。

 

少し前に、「鬼滅の刃 無限列車編」というコミックを原作とした映画が大ヒットしましたね。

 

私は、よく知らなかったのですが、映画があまりにもヒットしているので、テレビ版のアニメを後追いで見てから、映画館に足を運びました。

 

やはり、多くの人が面白いというだけあって、とても楽しませてもらったのですが、私の個人的な見解を述べると、題材は目新しいものではありますが、本筋はこれまでの少年漫画の王道をきちんと踏襲した漫画だと思いました。

 

それは、無力な主人公が、目的をもってつらいことを乗り越え、大きく力をつけていくという、漫画や小説で好まれる主人公の成長の物語です。

 

人は、人が大きく変わっていく姿を見て感動するんですね。

 

ワトルズの教え:14.人を寛容的に見る

前回の『高潔な人になる科学』の教えで「この世は今のままで正しいと捉える」と述べました。

 

これは、社会に対する見方についての教えでした。

 

今回は、個々の人に対する見方についての教えとなります。

 

ワトルズは、人間を完成へと向かっている完璧な存在だと述べています。ですから、「悪い人間」もいなければ、「邪悪な人間」もいないといいます。

  

球根がやがて白いユリの花を咲かせるかどうかは、外からはわかりません。だから、球根をぞんざいに扱う物もいるでしょう。しかし、そこに白いユリが隠れているのを知っているなら、見かけだけで球根を軽視するのはおろかなことです。

 球根も、それ自体で完璧な存在なのです。まだ、ユリとして完成していないだけにすぎません。

 同じように、男であれ女であれ、外見にどんなに魅力がなくても、完璧な存在として見ることを私たちは学ばなければなりません。彼らは、いまの段階として完璧であり、完成へと向かっているのです。どんなものも、すべてはありのままですばらしいのです。このことを忘れてはなりません。

 『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)

 

つまり、もし欠点があり、愚かだと思う人がいたとしても、その人は成長して変わっていくので、今の段階では、それが完璧だと言っています。

 

私たちがこの見方に立てば、もはや他人を歩く木として見ることはなくなり、理想の世界がそこに出現するでしょう。

 口にするのはよい言葉ばかりになり、他人とかかわる場合にも寛大さを示すことができるようになります。他人を偉大な人間として見るようになり、その行いにも立派な態度で接しはじめます。

 『「思い」と「実現」の法則』(ぎんが文庫堂 佐藤富雄 監訳)

 

人をそのままで完璧な存在だと見ると人を寛容的に見ることができ、すべての人に節度ある態度で接することが出来ると言うのです。

 

 ちなみに寛容とは、広い心で他を受け入れる態度のことです。

 

たとえば、もし自分とは異なる意見や価値観があっても、安易に拒絶せずに、許容しようと努めたり、他人の失敗や失礼な振る舞いをことさらに咎めだてせず、許そうとする姿勢を指します。(実用日本語表現辞典 参照)

私の経験 ~ 次男に厳しかった私

私にはふたりの子供がいます。子供といっても、ひとりは今年で26歳になり、結婚して子供もいますし、もうひとりの子供も22歳の社会人なので、子育て自体は終わっています。

 

ふたりは共に男なのですが、私は結構厳しく接してきました。

 

もともと、私には父親が物心ついた時からいなかったので、真似をする父親像がありませんでした。そのため、子供たちの教育の為にどんな父親になるのがいいのか、結構真面目に考えていました。

 

すぐ隣に妻の両親、つまり、子供たちからするとおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいたので、何かあるとそこで甘えるだろうと思い、私は恐い父親になろうと思ったのでした。

 

ですから、子供たちが思春期の頃は、私が家に帰宅するとリビングにいる子供たちが蜘蛛の子を散らすようにいなくなるということがよくありました。

 

それほど子供達には厳しく接していました。

 

そのなかでも、とりわけ次男には厳しく接していました。

 

といういのも、次男と私は趣味嗜好や考え方がよく似ている為、次男の気持ちや行動パターンがよく読めていたからです。

 

どうしても次男の悪い所や治すべきところの方に目が行くのです。

 

ただそれは、些細なことばかりでした。

 

例えば、休みの日に隣で家事をやっている妻を傍にいながら手伝わなかったり、部屋や勉強机が乱れていて汚かったり、玄関に靴をきちんとそろえて置かなかったり、また親のサインがいる学校の提出物を締め切り日の朝になって慌てて出すというようなことだったりしました。

 

結構自分本位で周りへの気配りが出来ていないことに私は怒っていました。

 

ですから、小さい頃から次男には、しょっちゅう小言を言っていました。

 

「次男は気が利かない。」「次男は自分のことしか考えれない。」そう思うと次男の良いところに目がいかなくなりました。

 

そうなると次男には常に小言ばかり言って、褒めることなどほとんどなくなってしまいました。

 

そのため、次男はある程度大きくなってからは、私とふたりで居るのを避けていたと思います。

 

私は自分の言っていることは間違っていないと思っていましたが、同時に次男との親子関係が空虚なものだとも感じていました。

 

私の実践 ~ 次男への接し方を変えた私

「ワトルズの教え」を実践する際、この個人に対する考え方や接し方を変える実践が、私には一番難しく感じました。

 

なぜなら、今回の教えを知った時、一番に次男の接し方を変えなければならなかったからです。

 

まず私は次男への小言をやめました。

 

家事を手伝う必要がある時には、自分が一番に手伝うようにし、自身の部屋をきれいにはしても、次男の部屋には干渉しないようにし、靴もそろえてなければ、私が一番にそろえるようにしました。

 

傍から見ていて次男の行動で、妻が手を取られていると感じた時でも、そのことは妻が指摘することなので、私が口にすることをやめました。

 

もちろん、そんなことをしていると私なりにストレスがかかりましたが、その時は次男はまだ、学びの最中だと考えるようにしました。

 

そして、次男は今のままで完璧な存在なんだと思うようにしました。

 

そう思うようにすると、次男への印象が少しづつ変わってきました。

 

彼は、「気が利かない」のではなく、「気が付かない」だけであり、「自分のことしか考えれない」にではなく、「自分のことで精いっぱい」だったのです。

 

決して思いやりがない訳でなく、自身の価値観の範囲では他人に限りなく優しくできる性格で、他人との人間関係には、かなり気を使っていることに気付きました。

 

そんなことを続けているとふたりでいることも多くなり、次男とよく話すようになりました。

 

話すようになると、次男のことがよく分かるようになり、私と似ているところもあるのですが、全く価値観か違っているところがあることにも気が付きました。

 

次男自身も私の考え方や価値観が理解できたのかもしれません。

 

この考え方や価値観の相違を尊重することが、親子であれ、夫婦であれ、他人様とのお付き合いであっても大切なんだと思います。

 

そして、そんな相違を知る為にもコミュニケーションは大切なのだと気付かされました。

 

次男は現在22歳。社会に出たばかりで、まだまだ未熟で成長の途中にいます。

 

ただ私は、彼が主人公の人生という物語の中で、未熟な主人公が成長する姿をワクワクしながら見ていきたいと思うのです。

 

今回のまとめ

  1. 人を寛容的に見る。
  2. 人の悪いところを見つけたら、自分にもそういうところがないか確認する。
  3. 人の悪い面が見えたら、いい面も探してみる。
  4. 同じ時代に生きている全ての人に敬意と愛情をもって接する。

 

今回はここまでです。コメントを是非お願いします!

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。たくさんの人が山に登っています。今いる場所はそれぞれ違っていますが、めざすところは一緒です。各々のペースで上がっていけばいいんです。

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!

 

ワトルズの教え 13 ~ 『お金持ちになる科学』より

ワトラーをはじめ、当ブログにお立ち寄り下さった皆さん、こんにちは!ワトルズの教えの伝道師、金井戸隆(かねいどたかし)です。

 

今回は、『お金持ちになる科学』からお話をさせて頂きます。なお、本文中の訳語や引用は、私の愛読書の『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)から抜粋しております。

 

マクドナルドに行くと、料金表のところに、❝スマイル 0円❞と書かれてあったのを覚えていませんか?

 

私は、うまいこと書いているなぁと感心していました。

 

日本で言えば、スマイルのサービスなんて、当たり前だと思うかもしれませんが、海外ではそうでもありませんね。

 

今から25年以上前の話になりますが、新婚旅行でグアムに行った時の話です。

 

妻と昼食をとろうと、某ファストフード店に入りました(マクドナルドではありません)。

 

日本にも店舗のあるファストフードのお店でしたが、サイズやセットの内容が微妙に日本と違っていたので、私は戸惑ってしまい、注文の際に、下手な英語で質問をしていました。

 

対応してくれていたのは年配の女性でしたが、私との疎通がうまくいかず、イライラし始め、自分のおでこを手のひらでポンと叩いて、「なんだこいつは」というような態度をとられました。

 

カチンときいましたが、質問をしたこちらが悪いと思い、適当に頼んで、食事をしました。

 

せっかくの新婚旅行でしたが、少し嫌な気分にさせられたことを覚えています。

 

もし、この女性が、面倒だと思いながらも、こちらのことを考えて一生懸命対応してくれたなら、希望通りのオーダーが出来なくても、嫌な思いはしなかったでしょうし、むしろ、一生懸命対応してくれていたことに感動して、いい旅の思い出になったかもしれません。

 

ワトルズの教え:13.受け取る以上の代価を相手に与える

ワトルズは、その著書でこう書いています。

 

金額的な価値としては相手が支払った以上のものを与えることはできませんが、代価にまさる「利用価値」を提供することは可能です。紙、インク、その他の費用を含めて物としてのこの本の価値は、あなたが支払った価値よりはるかに小さいでしょう。しかし、もし、あなたがこの本から知識を得て、何千ドルもの価値を得ることができるとすれば、あなたはこの本を買って損をしたことにはなりません。この本の売り手たちは、あなたの支払った価格より、ずっと大きな「利用価値」をあなたに与えたという言うこのになります。

 『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)

 

 ワトルズは相手からもらった対価より劣る価値しか与えられなければ、その取引はやめなけらばならないと書いています。

 

誰に対しても、代価にまさる利用価値を与えて下さい。そうすれば、取引をするたびに、あなたは世界中の人々の生活を向上させているのです。

 『富を「引き寄せる」科学的法則」(角川文庫 山川紘矢+山川亜希子=訳)

 

それは、経営者でも同じだとワトルズは言っています。

 

社員に給料以上の働きをしてもらわなければ、会社は発展しません。

 

そのためには、昇給制度や歩合などをつけて、やる気を起こさせることが必要だと述べています。やる気のある社員が階段を上っていくように、自分自身でお金持ちになれるような仕組みを作ることを勧めています。

 

この考え方でいけば、雇われている方から見ると、また違う考えが出てきますね。

 

私の経験 ~ 会社に食べさせてもらっていた私

 かつて、転職と退職を繰り返していた頃ですが、私は会社に不満ばかりでした。

 

やれ給料が安いとか、やれ残業が多いとか、福利厚生がなってないとか、そんなことばかり言っていました。

 

じゃあ、営業の成果はどうかというと、一生懸命、業務時間内は働いていたという訳ではなかったので、パッとしてなかったですね。

 

自分は、頑張ってないくせに、会社に期待することはとても多かったのです。

 

「2:6:2の法則」という法則があります。どんな集団や組織でも、優秀な上位2割、平均的な中位の6割、下位のグループの2割に分かれるというものです。

 

一説によると、アリの集団でも、この傾向が見られるとのことです。

 

そういえば、映画『ロード・オブ・ザ・リング」で、兵士の軍勢のCGを作成した際に、キャラクターの動きをAIに任せると、全員が戦闘に参加するシーンで、一部逃げる兵士が出たというんですから、この「2:6:2の法則」はどんな集団にも適用されるんですね。

 

私は、どこに所属してたかは、言うまでもありませんね。

 

下位グループか、ときどき頑張っても中位のグループが関の山でしたね。

 

もともと必要以上に働く必要はないと思ってました。もらう給料以上に働くことは損だと思っていました。

 

成果で歩合が付く営業の会社でそう思っていたので、給料も上がることはなかったですね。

 

実際の業務でも、お客様のことは二の次でした。私が得することそれが一番でしたし、営業はそういうものだと思ってました。

 

そして、上位2割のものの高歩合の話を聞くと、単純にいいなぁと羨ましく思っていました。でも、今思うと下位2割に所属していた私は、そんな上位の2割に食べさせてもらっていたんです。上位の2割が、自分の給料以上の働きをしていたからこそ、私は給料を成果以上に与えられていたんです。

 

私の実践 ~ 会社を食べさせる私

現在勤務している会社は、社員のやる気が上がるように、その成果でたくさんの報奨金が付くような仕組みがあります。

 

それは、営業マンだけでなく、職人や管理、事務員に至るまでです。

 

入社した当初は、研修中で日給月給だったので、給料自体は低かったのですが、報奨金があったり、飲み会の支払いも会社が全部出してくれるので、困ることはありませんでした。

 

おまけに会社までの往復も、大変だからといって、会社の車を通勤に使わせてくれました。

 

私は、今の会社に入ってから、ワトルズの教えを実践してきたことはこれまで述べてきましたが、上記のような会社の待遇に恩義を感じ、会社や同僚の為にも頑張ろうと思ってやって来ました。

 

個人の成果を上げることはもちろんですが、社長や上司が何を望んでいるかを考え、期待を少しでも超える仕事を心がけました。

 

それが、会社が私に与えてくれていることへの恩返しだと思っていたので苦にもならないばかりか、モチベーションにもなっていたと思います。

 

同僚にも、知識やスキルを惜しみなく共有しました。朝早く来て営業のレクチャーやロープレもしました。

 

そんなことをやっていると気付かぬうちに、私は上位の2割が定位置になっていました。当然、高い給料も頂くようになっていました。

 

でも、自分が会社を食べさせているいう意識にはなりませんでした。

 

相変わらず、思うのです。

 

お客様のおかげ、会社のおかげ、同僚のおかげだと。

 

謙虚という訳ではなく、心からそう思うのです。

 

笑顔や話し方や心配りで、お客様にもらうお金以上の満足感を与えようと仕事をしてきたこと、仕事の質とスピードを上げたり、後進の育成に努めたりすることで、会社に給料以上に貢献したいと思う気持ちが、結局私自身を幸せにしたんだと思います。

 

今回のまとめ

  1. 何かをやり取りする時は、相手に対価以上の価値を与える。
  2. 勤務先に感謝して、給料以上の成果を心がける。
  3. 同僚には、いつも先に挨拶し、元気を与える話し方と内容に心がける。
  4. どんな人にも常に笑顔で、エネルギーを与えられる人になる。

今回はここまでです。あなたのコメントお待ちしています!

 

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kotoshotenさんに依頼した挿絵。代価に勝る価値観が星のように輝いています!

 

宇宙の叡智とワトラーの皆さん、そして最後まで読んで下さったあなたに感謝します!